猫とひとり暮らし

ひとり暮らしで猫と暮らす時のいろいろ

ひとり暮らしの飼い猫はさみしいのか?

ひとり暮らしで猫を飼うと、さみしがるのではないか、という疑問がありますね。
猫に聞いても言葉で返事はしてもらえませんが、様子からなんとなく猫の感情を読み取る事ができるのではないでしょうか。
ひとり暮らしだと飼い猫がさみしいのかどうか、考えてみました。

ひとりぼっちだと多分猫はさみしい

多分、猫はひとりぼっちの時はさみしいと感じているでしょう。

これは私の体験ですが、外出から帰って来ると走り寄ってきて、鳴いたり、抱っこをせまってきたり、体にまとわりついたりする行動からも、さみしかったんだなと想像できます。

ただし猫によって性格生活環境が異なりますので、どのくらいさみしいと感じるかも猫によって違うはずです。

また、寄って来るのはただ単にお腹が空いていてごはんを待っていたから、という可能性もあります…。ごはんを食べたら全く見向きもしないということもよくある。

猫がさみしさを感じるのは猫それぞれ

野生の猫は群れを作らずに過ごし、単独行動をする生き物です。
そのため飼い猫でも、ある程度の時間はひとりぼっちでもさみしくはないだろうと言われています。

ただし、野良猫同士集まって過ごしている姿もよく見られますので、仲間や家族と過ごすのも好きなのでしょう。

どのくらいひとりぼっちでいると猫がさみしく感じるのか?は、猫によって違います。
例えば、1時間のひとりぼっちでもさみしいと感じる猫もいるし、まる1日ひとりぼっちで過ごしてもさみしく感じない猫もいる、ということです。

ただし飼い主がひとり暮らしだと、仕事や休日の外出などで飼い猫がひとりぼっちになる時間が長くなりやすいので、猫にさみしさを感じさせやすいと言えます。

猫がさみしい時に見せる態度は?

次のような行動は、猫がさみしいと感じている時かも知れません。

・大声で長く鳴く

いつもと違う音量で呼んでいるように鳴く「ナォーン」「ワオー」と鳴く。犬の遠吠えのような時もある。

・短く続けて鳴く

「ミャオォ」「ニャオォ」という短めの鳴き声で連続する。子猫が母猫を呼ぶ声。音は高め。

・いたずらをする

電気のコードを噛んだり、棚や机の上のものを落としたり、ソファを引っ掻いたり、植木を倒したりなどのいたずらをする。

 

さみしい時の猫は、不安にもなっているので、いたずらをする場合があります。飼い主に気にかけて欲しい、気を紛らわしたい、どうしていいかわからないといった感情です。
そのほか、さみしいと感じた猫は、普段一緒にいる時にはしないような、いつもと違う鳴き方や行動をすることがあります。

●さみしい時の猫:体験談

うちの猫は、別の部屋にいるなどして姿が見えないと、大声で鳴きながら歩いて探し回ります。
入院していて1日に数時間しか家へ帰れなかった時には、あげたご飯を食べるよりもそばに来て、膝に乗り、どこへも行かせないというような態度をとっていました。
あと、トイレ以外での粗相もありました。退院してもとの生活になると、おさまりました。

ひとり暮らしでも猫をさみしがらせない方法

一緒にいる時に猫の相手をする

猫の平均睡眠時間は、1日12時間から16時間ほどです。
そして行動パターンは薄明薄暮性で、明け方と夕暮れに活発に行動する性質を持っています(夜行性ではない)。

とうことで明け方と夕方、猫が活発になる時間帯に、できる限り猫をかまってあげると良いでしょう。
猫にご飯をあげる前に少し遊ぶ、出かける前に話しかける、仕事から帰ってきたら猫とスキンシップを取る、おもちゃで遊んであげる、などです。

おもちゃで遊ぶ時間の目安は、10分から15分程度。これくらいを目一杯遊ぶと、猫は集中力が切れたり疲れたりして、満足することが多いそうです。

これで飼い主の留守中に「ひとりぼっちの時は、寝て過ごすか…」と猫に諦めさせるよう仕向けます。

猫を複数飼う

さみしさを感じさせないために、飼い猫を増やして猫同士の仲間を作る、という方法もあります。

ただし、猫同士の相性が悪いとお互いにストレスを感じてしまい、普段の生活をつらくさせてしまいます。また、猫の一生の責任お金も追加でかかります。
ちゃんと全部の猫のお世話ができて金銭的にも問題がないかをよく考え、本格的に新しい猫を迎える前にトライアルをして相性を見てみるなど、慎重に考えることをおすすめします。

●猫の多頭飼い:体験談

以前、オスとメスの兄妹猫2匹と暮らしていました。兄妹で最初から一緒にいた猫たちなので、大きなトラブルはなく過ごせていました。
猫だけでの留守番も全く問題なく、たまに喧嘩はしていましたが、仲良くやっていましたね。現在は実家の猫になっています。

在宅の仕事をする

在宅で仕事をすれば、仕事中も猫と一緒にいられます。
職種は限られますが、猫のためには考えてみても良い選択肢ではないでしょうか。
会社員でも、リモートワークが認められていれば、猫との時間が増やせますね。

ひとり暮らしの猫はさみしい?のまとめ

ひとり暮らしだと、猫がひとりぼっちになる時間が長くなりがちなので、さみしい思いをさせる可能性が高い。
猫が活発にしている時間帯に一緒に過ごすように心がければ、猫があまりさみしく感じないようにしてあげられるでしょう。

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猫がさみしいと感じるということは、ひとりぼっちで留守番している時ということ。猫の留守番についての記事です。

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