ひとり暮らしで猫を飼う時、間取りはどんなふうになるのでしょう?
ひとり暮らしとなると、よっぽどのお金持ちでない限りは、いわゆるワンルーム、1Kや1LDK、広くて2LDKといった間取りになるのではないでしょうか。
部屋数の少ない中で、猫とどのような環境で暮らすかは、猫にも飼い主にとっても重要なことです。間取りはもちろんですが、家具のレイアウトが猫との生活が快適になるか否かを決めると言っても良さそう。
というわけで
私自身が猫と暮らしてきた間取り&レイアウトと、
おすすめ間取り&レイアウトポイントをご紹介します。
猫と暮らしてきた間取りのご紹介
猫と暮らす間取り(レイアウト)その1
学生から社会人になった頃に借りていたアパートの間取り。
キッチンはドアのついた仕切りがないのでついたてを置いていました。
部屋側の収納は押入れで布団を入れていましたが、半分開けっぱなしで下の段に猫トイレを設置。できるだけあまり見えないところに置きたかったのです。
窓の近くにキャットタワーと、上に乗ってくつろげる棚を置きました。フードのお皿はトレーの上に置いて、万が一倒れても床が汚れないようにしていました。(図は覚えている限りのもので広さもなんとなくです!8畳はあったはず)
ワンルームなので、常に猫が一緒にいる感じです。余談ですが、もうここは無くなって駐車場になってました…。
猫と暮らす間取り(レイアウト)その2
ちょっと引っ越して広いところに来た時の間取り。広いけど、築年数が経っていたので家賃は安かったし、ペットも当時は追加料金がなかったのも決め手でした。(退去後に確認したらペット料金が設定されていました)
部屋数が増えていたけど、ワンルームに住んでいる感じで生活。結局、猫が常に一緒にいる…。キッチンとダイニングが同じなので、仕切りを置くのも難しく、とりあえず危ないものは片付けていました。
ある程度の時間出かける時には、ベランダ近くの部屋に猫を移動させてドアを閉めていました。
洗濯機を外に置くタイプの部屋で、洗濯ものを取り込む時に気を抜いてしまい、2回猫が脱走したことがありました。1階だったので、裸足で外に出て追いかけ捕まえましたが、あの時はもう会えないかと思った。
脱走防止対策として、網戸ストッパーやペットゲートは必須です!
ひとり暮らしで猫を飼う時のおすすめ間取り&レイアウトポイント
これからひとり暮らしを始めて猫を飼うのに部屋を選ぶ時、またはすでにひとり暮らしで家具などのレイアウトを考える時におすすめするポイントです。
■猫だけの部屋を作れるような間取りを選ぶ
外出時に猫を安心して置いておける部屋、または空間を作りましょう。
キッチンや観葉植物、小物の多い棚など、猫のいたずら防止と危険な場所に入れないようにするためです。
部屋数があればひと部屋猫部屋にする、部屋がない時は間仕切りを作るなどです。または、広さのじゅうぶんある猫用ケージを置けるレイアウトにしましょう。
■キャットタワーを置く
猫は高低差のある運動をすることがおすすめされているので、キャットタワーを置ける間取り、家具のレイアウトをしましょう。
ワンルームで部屋自体に広さがないので、猫が運動する場所を確保するのが難しくても、キャットタワーが置ければ改善できます。
■窓から外が見られるようにする
外が見えた方が猫が外を見て楽しめます。日光浴もできてお昼寝もできるし最高でしょう。
ひとり暮らしだと猫だけで過ごす時間が増えるので、遊んだり運動したり、外を見て楽しんだりできるようにしてあげたいものです。
■脱走防止対策をする
猫が玄関や窓から脱走しないよう、脱走対策を必ずしましょう。留守の時にも猫が出ていってしまわないように対策が必要です。
網戸が開かないようにする網戸ストッパー、玄関と部屋の間を仕切るペットゲート、脱走防止フェンスなどを駆使しましょう。
ひとり暮らしで猫を飼う時の間取り&レイアウトまとめ
猫が安心して過ごせる間取り&レイアウトが大切。
危険なものを触れないように、部屋を仕切ったりケージで過ごしたりできるようにし、窓から外が見えるようにして、猫が快適に過ごせるようにしましょう。
猫が快適に過ごせる間取りとレイアウトは、飼い主さんも安心できるということだと思います。